芽生えを掘り起しポットへ移す。右から安達さん、田村さん、中島総務課長＝17日
南区上鶴間本町にある家具の大正堂（渋谷金隆社長）本店裏山で１月17日、市立新町中学校（相模大野）の生徒による森づくり作業が実施された。総合学習の職場体験として行われたもの。
この日業務を体験したのは、同校２年の安達開さんと田村真さん。２人は中島康雄総務課長の説明を受けながら裏山の主木である白樫の苗木を植樹したり、芽生えをスコップで掘り起しポットへ植え替えたりと、土いじりに勤しんだ。
作業を終えた２人は「机とか、木が無いと作れない。木は大切だと思った」（田村さん）、「自分たちが植えた木が将来役に立って欲しい」（安達さん）と感想を話した。
この森づくりは、同社社員が裏山を近隣住民らと共に整備し憩いの場にしようという取り組み。一昨年創業１００周年を迎えた同社の記念事業の一環として、昨夏から本格的に始まった。
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