学校法人和泉短期大学(中央区青葉/深町正信理事長)で5日、同大学5号館(旧和泉福祉専門学校)の引き渡し式が行われた。
同館は短期大学専攻科介護福祉専攻の学び舎として使用されていたが、毎年膨大な経費を要する点、使用頻度が週1回と限られている点などが運営課題となっていた。こうした点から同大学では、学舎を有効活用してもらおうと以前から売却先を探していた。
名乗りを挙げたのは、障害者や高齢者などが利用する福祉施設を展開している社会福祉法人相模福祉村(中央区田名/赤間源太郎理事長)。今後、同法人では、施設を改修して「障がい者就労」に力を入れるほか、児童デイサービスなどを行っていく予定。
深町理事長は、「双方にとって良い形になった。時代にふさわしい施設となるよう期待したい」と話している。
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