東日本大震災が現地の保育現場にもたらした混乱と、再生に向けての道のりを記したブックレット(小型冊子)『震災と保育1〜混乱、そして再生へ』=写真=が、5月に南区御園の「ななみ書房」(長渡晃社長)から出版された。
宮城県で被災した著者の磯部裕子(ひろこ)氏(宮城学院女子大学児童教育学科教授)が、震災後に県内の保育所や幼稚園を巡り目にした現地の被害状況や、各園の再開へ向けての動き、そこで感じた課題などを保育者の観点から書き記している。磯部氏は被災地の保育再生支援のため「みやぎ・わらすっこプロジェクト」を発足し現在、代表を務めている。
ブックレットはA5判で68頁、700円(税別)。現地の保育者による震災当時の記憶を綴った次作が、今夏頃に発刊予定。
問合せは同社【電話】042・740・0773へ。
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