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精神障害者差別を考える 映画「不安の正体」上映会

社会

公開:2022年4月14日

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映画の一場面より
映画の一場面より

 精神障害者向けのグループホーム開設に地域住民が反対する様子を映したドキュメンタリー映画「不安の正体〜精神障害者グループホームと地域〜」が4月22日(金)、上映される。映画はグループホームに入所する精神障害者の日常やグループホーム開設に対して起こった地域住民の反対運動などを通し、精神障害者に対する無理解や差別の現状に焦点をあてた内容となっている。

 会場は南市民ホール(南合同庁舎内)。午後6時開場、6時30分開演。8時45分終了予定。入場無料。事前申込み不要。定員は先着200人。

区内2法人が初共催上映後トークショーも

 上映会は一般社団法人ラフレックス(松が枝町・神崎寛明代表理事)とNPO法人けやきの会(大野台・鈴木恒介サービス管理責任者)の共催。ラフレックスは2016年に設立。南区を中心に精神障害者などに特化し、住居・雇用・交流の場などを提供する複合的サービスを展開している。けやきの会は30年前に地域作業所として開所。2009年に法人格を取得し地域活動支援センターと就労継続支援B型事業所を運営している。両法人はこれまで互いに交流はあったが、共催は初めて。上映後には映画の飯田基晴監督と神崎代表、神奈川精神医療人権センターの藤井哲也さんによるトークショーも行われる。

「地域考えるきっかけ」「精神障害、実は身近」

 映画は精神障害者が暮らすリアルな生活を映し出している。上映会を企画したけやきの会の鈴木さんは「自分たちの暮らす地域が誰かを排除してしまう地域かどうか、を考える機会にしてもらえれば」と話し、神崎代表は「精神障害は誰にとっても身近な存在。不特定多数の人と接する人などに観てもらえれば」と期待を込めた。

 上映会に関する問合せはラフレックス【電話】042・767・3307またはけやきの会【電話】042・750・7222。

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