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第35回全日本ヤング/ジュニア総合馬術大会(全日本総合馬術ジュニアライダー選手権)で優勝した 大岩 桃子さん 中央区東淵野辺在住 17歳

公開:2014年6月19日

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2人で嬉しいブルーリボン

 ○…「馬やってるんだ」「え?馬?」と、最初はいつも驚かれる。しかし写真をみせ、魅力を語っていくと、たいていその可愛らしさに気付いてもらえるそうだ。「最初はツンツンしているけど、話しかけたりしているうちに、だんだん懐いてくる」。馬術競技では馬に運動をしてもらうため、”言葉の通じない相棒”との信頼関係構築が大きな仕事だ。「考えていることが通じ合えたとき、いい結果が出るんです」。今回は優勝という最高の結果で表れた。

 ○…地元の小中学校を卒業し、現在は八王子市にある聖パウロ学園高校エンカレッジコースに通う。馬術部に所属し、14人の部員とともに日々校内の施設で練習に励む。馬との出会いは小学2年。相模原麻溝公園ふれあい動物広場で開かれているポニー教室に参加し、数日間にわたりポニーと触れ合い、動物と一緒に過ごす喜びを知った。その後、教室の延長で蓼科の牧場でのキャンプに参加。馬の世話や乗馬を楽しみ、その思いはさらに増していった。

 ○…小学3年生からは同広場のボランティアになり、ポニーの世話や教室の手伝いもするように。4年生になると乗馬クラブへ通いだし、馬術の競技大会へも出場。「馬漬けの日々。私から馬をとったら何も残りませんよ」。自分の部屋には、さすがにポスターは貼っていないものの、馬の写真はたくさんあるそう。

 ○…今大会は大好きな馬「ルップランド号」(10歳)と出場した。彼は北海道で生まれた元競走馬のサラブレッド。「大きい馬に負けたくない」。そして「(優勝するともらえる)ブルーリボンをあげたい」と強く思った。しかし、3日間にわたる大会は緊張の連続。最終日の障害ではいきなりのジャンプ失敗も。が、「最後まで諦めない」と競技中、彼にずっと声をかけ続け最後に粘りをみせ、大会初出場で初優勝。2人そろって「初」の喜びを手にした。「ご褒美に人参とリンゴをたくさんあげました」

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