神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「9条に平和賞を」実行委(南区) 「活動の輪 広げたい」 2015年度受賞目指し

社会

公開:2014年11月6日

  • LINE
  • hatena
ノーベル平和賞発表を受け、報道陣の質問に答える実行委=10月10日、南区相模大野
ノーベル平和賞発表を受け、報道陣の質問に答える実行委=10月10日、南区相模大野

 2014年度のノーベル平和賞候補になった「憲法9条を保持する日本国民」。10月10日の発表では受賞はならなかった。推薦者である「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会(南区)の現況を、共同代表の星野恒雄さん=写真左から2番目=に聞いた。(10月31日)

 ノーベル平和賞は、今年9月に15年度のノミネート受付が始まった。受賞を目指しすでに動き始めている実行委では今、どのような活動を行っているのか。

推薦人増やす

 「当面は3点に力点を置く。ノーベル平和賞は、毎年2月1日までに特定分野の大学教授・国会議員・閣僚・国際裁判所の裁判官・ノーベル平和賞の受賞者など、有資格者から推薦をしてもらわなくてはならない。まずその推薦人を増やす。11月中に、超党派の国会議員による連盟『立憲フォーラム』の事務局に対して、ノルウェー・ノーベル委員会への推薦状を依頼する予定。14年度は、同フォーラムの議員約60人が、署名とともにノーベル委員会に要請書を提出してくれた」

署名「集めて」

 「また、今年推薦や署名をしてくれた方々にお礼をするとともに、来年に向けて、運動の輪を広げていく。すでに署名をしてくれた方には、今度は(署名を)集めてもらえるよう働きかけていきたい」

支援を呼びかけ

 「そして、運営にかかる費用の捻出。9月に『実行委員会ニュース』第7号を発行した。第1号発行当時は100部だったものが、今回は5千部。郵送するにも多くの資金が必要となる。企業・団体からの献金は遠慮しているが、個人からのカンパを広く募っていきたい」

「受賞を」署名45万5千筆

 同実行委は、「憲法9条にノーベル平和賞を授与してください」という座間市在住の主婦の呼びかけに共鳴した「相模台・南台9条の会」「東林九条の会」「相模が丘九条の会」のメンバーら9人で、2013年8月に発足した。以降、受賞を後押しするためインターネット、及び用紙で、ノルウェー・ノーベル委員会に送るための署名運動に奔走。また、賛同者や推薦人を募り、ノーベル委員会へ働きかけてきた。現在は14人で活動を行っている。

 署名は10月30日現在までに合計45万5717筆(紙面38万0916筆・ネット7万4801筆)にのぼる。実行委では今後もノーベル賞を授与されるまで継続する、としている。

 賛同署名はインターネットでhttp://chn.ge/1bNX7Hbから、または所定の用紙を郵送する。詳しくは実行委【携帯電話】090・9159・5363へ。

さがみはら南区版のトップニュース最新6

1市5町に「消滅可能性」

人口戦略会議

1市5町に「消滅可能性」

相模原「中間に位置付け」

5月16日

保育所申込みが過去最多

相模原市

保育所申込みが過去最多

待機児童は南区に7人

5月16日

ホコ天で街に賑わいを

サウザンロード商店街

ホコ天で街に賑わいを

1日限定 地元商店出店も

5月9日

22地区を「楽しく学んで」

市印刷広告協同組合

22地区を「楽しく学んで」

ゲーム開発で出前授業

5月9日

酒楽祭を初開催

相模大野北口商店会

酒楽祭を初開催

コリドーで5月26日

5月2日

障害者へ「合理的配慮」

障害者へ「合理的配慮」

民間義務化も周知に課題

5月2日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook