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医療レポート【1】 「総合診療科」について 取材協力/小林俊幸医師
2017年度から始まる専門医制度では「総合診療医」が新たな専門医として認められるなど、注目を集めている「総合診療科」。その役割について、座間総合病院の同科医長・小林俊幸医師に話を聞いた。
―注目が集まる理由は
医療の発達とともに高齢化が進んでいる現在、高齢患者の多くが複数の疾患を抱えているケースがあります。「医師が得意分野を持つ」という細分化されてきた医療環境の中で、全ての臓器別診療科目の医師らを揃えるのは困難ですので、様々な疾患に対応できる「総合診療」の存在が重要になってきました。
―具体的にはどのような症状の方を診察するのですか
例えば「熱が続く」という患者に対し、循環器や肺炎、尿路感染症など、症状の根本は様々考えられます。私たちは「初期診療のプロ」として治療を施し、当院では約8割が当科で完結しています。また必要があれば、専門科へ振り分けるという役割も担っています。
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親の自宅の認知症対策9月12日 |
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