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ブラジル選手団来相 市民とも交流、友好深まる 「パンパシ」キャンプで成果

スポーツ

公開:2018年8月9日

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(上)来相したブラジル選手団(右)市水泳協会の子どもたちと写真撮影を楽しむ選手たち=7月31日 相模大野
(上)来相したブラジル選手団(右)市水泳協会の子どもたちと写真撮影を楽しむ選手たち=7月31日 相模大野

 東京で9日から開催される「パンパシフィック水泳選手権」への出場に向け、ブラジルの競泳選手団が8日まで相模原市で事前キャンプを実施した。市では初となる海外のトップアスリートによる合宿だったこともあり、スケジュール調整などの難しさがあったものの、選手からは施設面を評価する声が上がったほか、歓迎レセプションや市民交流事業などでは両者の友好関係が深まるなど、今後に向けて一定の成果を得る機会となった。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおいて、市はブラジルとの協定の締結により、選手団の事前キャンプとして8種目の競技を受け入れることが決まっている。今回の来相は五輪の事前キャンプに向けてのテストとなるもので、7月30日から8月8日まで実施。選手からは五輪の条件を十分に満たしたプールなどの施設面を評価する声が上がったほか、食事面でも好評を得たという。

 一方、このキャンプはブラジルと市との友好関係の構築の点でも大きな成果が得られた。7月31日に区内で行われた市主催の歓迎レセプションは市の関係者らに加え、市内の大学生などボランティアスタッフ、市水泳協会の小学生も詰めかけ、盛大に開催された。

 あいさつに立った加山俊夫市長は「ブラジルの皆さんにとって相模原市が第二のふるさとと思ってもらえるよう取り組みたい」とし、市として今後も選手を力強く支えていく決意を強調。続いて登壇したブラジル五輪委員会国際競技大会運営アナリストのイズィ・ボアベントゥーラ氏は「五輪だけでなく、今回が未来への大切な友好の始まりと考えている」と話し、会場から大きな拍手が送られた。

 会ではブラジルの家庭料理も振舞われ、選手が笑顔を見せる中、市水泳協会の子どもたちが選手と元気に写真を撮る姿もあった。テストキャンプ中は選手団と市民との交流事業も実施。代表コーチによる特別指導や、小学生が代表選手にインタビューするといった企画などで親睦を深めた。

 今秋には女子バレー団が大会前のキャンプで来相する。担当課では選手の安全面に配慮しながら、引き続き市民との交流機会を増やしていく考えだ。

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