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フェイスシールド 地域に 「西門第三図工室」で制作

社会

公開:2020年6月18日

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フェイスシールド制作に励む照山さん(左)と齊藤建志室長
フェイスシールド制作に励む照山さん(左)と齊藤建志室長

 障害者への生活介護事業と就労継続支援を行う「社会福祉法人アトリエ」。同法人が昨年、西門商店街内のグリーンバザールに開いたモノづくりができる出張所「西門第三図工室」(中央区相模原6の24の6)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため出されていた緊急事態宣言以前の日常に戻りつつある。

 同図工室ではスタッフと利用者が協力して、オリジナルのフェイスシールド作りに励んでいる。頭に装着するフレーム部分は図工室にある3Dプリンターで生産し、ラミネートに穴を開けて取り付けている。高齢者施設、医療機関、商店街、飲食店の関係者など希望があれば材料費のみで提供するという。室長の齊藤健志さんは「夏の暑い季節はマスクより涼しいですね。いつ来てもおかしくない第2波に備え、警鐘を鳴らす意味でも作り続けたい」と話す。

 芸術家・岡本太郎氏作、手の形をモチーフにした『呼ぶ赤い手・青い手』のオブジェが西門交差点近くに、道路を挟んであることから「赤い手側の商店街には赤いフレームのフェイスシールドを、青い手側の商店街には青いフレームのフェイスシールドを配ろうかな」と笑顔で話した。

 3Dプリンター担当の照山美穂さんは「今回、コロナ禍で3Dプリンターが人の役に立って嬉しい」と話した。

フレームを作る3Dプリンター
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