サッカーＪ２・ＳＣ相模原は１２月５日、アウェイで最終節東京ヴェルディと対戦し、０対３で敗戦した。リーグ全日程を終え、ＳＣは１９位となり、Ｊ３降格圏内で終わることが決まった。
最終節を前に、ＳＣがＪ２に自力で残留するには勝利が条件で、かつ上位の結果とJ３の結果次第となっていた。
試合は前半17分に新井瑞希に強烈なミドルシュートを放たれるとゴール隅に決まり先制される。後半に入るとフリーでボールを受けた佐藤凌我に押し込まれ突き放される。さらに77分にはゴール前の混戦から深澤大輝にゴールを決められ、好調のヴェルディ相手に３失点してしまい敗戦。降格ラインの19位が決まった。
同日、１時間遅れで始まったＪ３の結果次第ではＳＣの残留の可能性もあったが、キャプテンの鎌田次郎は「自分たちがやってきた結果が19位ということに変わりないので、全員で受け止める」と話した。その後、Ｊ３はロアッソ熊本が逆転優勝を果たし、いわてグルージャ盛岡も昇格を果たしたことから、ＳＣの降格が確定した。
ＳＣの望月重良会長は「残留という今年の目標を達成できず、悔しい思いとともに責任を感じている。ファン・サポーターの皆様には最後までご声援いただき心より感謝申し上げます」などとコメントした。
ＳＣは今季、42試合を戦い８勝20敗14分の勝ち点38の19位でリーグを終えた。Ｊ２はジュビロ磐田が優勝しＪ１に昇格。ＳＣと20位愛媛ＦＣ、21位ギラヴァンツ北九州、22位松本山雅ＦＣの４チームがＪ３に降格した。
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