神奈川県看護協会の相模原支部長に就任した 阿部 徳子さん 中央区田名在住
そっと寄り添いサポート
○…医療福祉の広報活動や県内看護師の教育などを行う県看護協会の相模原支部長に6月17日付で就任。「相模原市に住んで良かったと患者さんに思ってもらえるようにサポートをしていきたい」と意気込む。相模原協同病院に学生時代から勤務しているため「まだまだ他の病院や地域について知らないことも多い」と語るが、「たくさん勉強して色々な機関と連携をとっていきたい」と向上心をのぞかせる。
○…南区磯部出身。遠い親戚に看護師の女性がいた。「何でも仕事をこなされていて、そんな姿に感銘を受けた」と語る。高校生の進路を決める際、当時の記憶を思い出し看護師の道に進むことを決めた。看護学校を卒業後、同院に勤務。呼吸器の病棟に在籍していた時、かつて刺激を受けた親戚の女性が入院してきた。「巡り会いに感謝した」と当時を振り返る。自分を導いてくれた人に最期まで寄り添うことが出来た。「看護師になって良かった」と思えた瞬間だった。
○…生死に関わる仕事に従事する分、責任も大きい。そのため休日は神社仏閣に赴き、「エネルギーを養っている」と笑う。体を動かすことも好きで、マラソンは大会にも時々参加している。「走った後に飲む水が美味しいことや空気のありがたさなど、自然と触れ合えるのも癒される」。
○…「困っている人がいたら手を差し伸べる」。子どもの頃からの両親の教えだ。「患者さんにそっと寄り添える存在になりたい」と温かく語る。目標はかつて自分に影響を与え、この道へ導くきっかけとなった看護師の女性。「あの人みたいに出来る限り長く仕事をしたい。目指せ『生涯現役?』」と笑顔。相模原市の看護発展のために支部の先頭に立ち、尽力していく。
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