５月に開設したフットサルコート前に立つ桂さん
古淵にある商業施設、イオン相模原ショッピングセンターで屋上を利用した新たな試みが行われている。
屋上の駐車台数５００台分のスペースを活用し、今年５月、フットサルコート場を開設した。
広さはコート３面分、およそ１５００平方メートル。同店のゼネラルマネージャーを務める桂栄二さんは「もともと余裕のあったスペースを活用したもの。コミュニティの拠点になるような商業施設を目指すなかで、フットサルコートは取り組みのひとつ」と話す。
同所は（株）ＺＥＰＥの運営で子ども向けのサッカー教室や仕事帰りの会社員、大学生などの個人利用もされている。開店３カ月経った現在の状況について「店舗への影響についてはこれからだが、概ね好評」という。
運動会やりたい
フットサルコートの開設は、茅ヶ崎市や船橋市（千葉県）にある店舗でも行われている。現在、桂さんが構想を練るのは屋上スペースの貸し出し。「店内で作品展などは行われるけど、運動会は行われない。幼稚園児くらいなら、屋上でできるのでは」と考えたという。営利目的でなければ無料で貸し出しを予定する。
「駅近、駐車場ありという好立地。ある程度の広さもある。普段イオンを利用しない方が来てくれるなら、お互いにメリットがある」と語る桂さん。さらに「今年で30周年。もうちょっと地域から愛されたいなって」と本音もこぼす。
マルシェやスケボーなどの利用も検討中。問い合わせは同店【電話】０４２・７６９・７６００。
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