神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

今年「相模原納涼花火大会」の実行委員長に就任し、今週末の大会へ準備を進める 久野 新一さん 中央区在住 55歳

公開:2018年8月23日

  • X
  • LINE
  • hatena

多彩な顔持つ仕掛け人

 ○…実家は花火会場からほど近く。今年47回を数える歴史ある催しには幼少期から親しみがあった。毎年の花火大会は「夏が来た、そして夏が終わる」イメージ。だが、花火をまともに見たことはほとんどない。「常に自分は地域の方やお客をもてなす側だったから」。大役にも気負うことなく、「市民の方の思い出に残ってくれるなら大きなやりがい」と意気に燃える。

 ○…生まれも育ちも水郷田名。祖父が同地に創業した建設会社を先代の父から継いだのは27歳の頃。従業員は10人ほどと規模は決して大きくはないが、今では海外進出を果たすまでに拡大させた。一方で数々の「顔」を併せ持ち、3月からは地元・宗祐寺の副総代に就任。仕事の縁から、SC相模原の立ち上げに携わった一面も。市が進める「健幸ポイント」の仕掛け人でもある。「あっという間に55歳になったけど、心の中はまだ30代。やりたいことはたくさんある」

 ○…先入観は持たない。「思ったことはできること」。限界を自分で決めない姿勢は仕事のみならず私生活にも通ずる。野球やスノーボード、スキューバダイビング…。これまで経験したことは数知れず。特に月1で仕事仲間と嗜むゴルフはベストスコア76の腕前で、「息抜きというより本気。何でも負けたくないからね」と得意げだ。

 ○…浴衣と草履姿の観光客が相模川での鵜飼いを楽しみ、町には三味線と太鼓の音。水郷田名はかつて、多くの観光客で賑わう歓楽街だった。「何にも染まっていない町」と形容する故郷に、再び活気を取り戻すために―。花火大会の成功を足掛かりに、いずれは県外から多くの人が訪れる町の構想を思い描く。「相模原の発展へ、水郷田名という小さな町から発信したい」。やりたいことは尽きず、増すばかりだ。

さがみはら南区版の人物風土記最新6

東 正充(あずま まさみ)さん

相模原商工会議所青年部(相模原YEG)の第28代会長に就任した

東 正充(あずま まさみ)さん

南区在住 42歳

4月25日

高柳 和富さん

自宅で「レコードを聴いて音楽を楽しもう」を開催する

高柳 和富さん

相模台在住 65歳

4月18日

黒沢 愼五さん

さがみはら介護支援専門員の会の代表を務める

黒沢 愼五さん

相模原市勤務 43歳

4月11日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

若手落語家として活躍する

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月28日

中本 茂美さん

ソレイユさがみで「お父さんのための読み聞かせ講座」の講師を務める

中本 茂美さん

松が枝町在住 72歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月27日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook