仕入れ〜給料受取りまで 町内小学生が就業体験
販売を前に心構えを聞く子どもたち
夏休み恒例の「ビジネス探検隊」が今年も行われ、寒川町、茅ヶ崎市の小学生56人が参加した。
今年で９回目のこのイベントは、次世代の産業を支える人材となるべき子どもたちが、普段では体験する機会のない「ビジネスの面白さ・大変さ」を疑似体験することにより、独創性と行動力・自立心を伸ばし、ビジネスセンスや生きる力を身に着けることを目的としている。
子どもたちが会社を作り、役職を決め、事業計画を作って、銀行から資金を借りて、仕入・製造・販売を行い、資金を返済し、収益を分配することを４日間で行うというもの。ビジネスの先輩として、地元の店舗経営者が登壇してアドバイスするなど、子どもたちが真剣な表情でメモを取る姿が見られた。
最終日はイオン茅ヶ崎中央店で実際に販売を体験。「いらっしゃいませ〜」の声が響き、笑顔と大きな声が店内に響いた。関係者は「子どもたちにはいい経験になった。10年もすれば起業する子が出てくるかも」と目を細めていた。
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