様々な業種からこの世界に転職してくる人が多い中、社会福祉法人吉祥会寒川ホームの有賀みなみさん（21）は、高校から直接この道を選択した。「職業体験のときに『私に合うかな』って思いました」とこの道を志した経緯を話す。飛び込んだ世界は簡単にこなせるものではなかった。「何度もやめようと思った。そのたびに先輩に助けられました」と振り返る。なんでも相談できる環境が整っており、職員同士の仲の良さも特長だ。「自分はリーダータイプではなく、お手伝いや聞き役になることが得意」と話すが、４年目を迎えたこの春、新人の指導にも携わっている。「将来はこれまで先輩に教わったことを、後輩に伝えていきたい」と目を輝かす。次代のリーダー誕生はもうすぐかもしれない。
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