寒川町、海老名市、綾瀬市、大和市及び湘南梨組合連合会主催の第59回湘南梨品評会が8月17日、大和市役所正面玄関前で開催された。
この品評会は、各市町の梨生産農家らが生産した梨の外観、品質等を比較検討し、優良果実生産の栽培方法を研究するとともに、地域特産物の育成を図り、消費者に広く紹介することを目的に開催されている。会場は4市町持ち回りで行われており、寒川町は昨年の会場となっていた。
審査は、当日午前10時から神奈川県農業技術センター普及指導部長及び専門職員1人の計2人のチェックにより行われ、出品された梨の形、色、大きさ、揃い、糖度などの品質をチェックし、入賞者が選ばれた。
主な審査結果は、優等(神奈川県知事賞)が大和市の関水千代子さん、一等一席(大和市長賞)が海老名市の二見昌実さん、一等二席(大和市議会議長賞)が寒川町の金子由美子さん、一等三席(大和市農業委員会会長賞)が寒川町の金子共秀さんだった。
最多出品は寒川
出品総数は80点で、上位4点の品種は全て幸水。市町別では寒川町33点、大和市24点、綾瀬市11点、海老名市12点(参考出品3点含む)で、寒川町が最多だった。
当日は午前11時30分から一般観覧が開始され、多くの人々が会場に見物に訪れた。午後3時からの即売会では、上位入賞者の梨から次々と売れていき、15分ほどで完売となった。
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