寒川町で4月に開催され、3日間で約2万5千人が来場したストリートスポーツの世界大会(アークリーグ)について、町が広告宣伝効果を2億1千万円と捉えている事が分かった。
テレビではNHKやTVKなどの18番組で紹介され、ラジオはFM横浜やNHK─FMなどが放送。新聞では朝日や読売など6紙が記事を掲載、他にもポータルサイト大手のヤフーなどに載った。こうした宣伝効果を金額換算した額で、町が運営側から報告を受けた。
町側はメディア各社の取材時、町づくりにおける誘致の位置づけなどを積極的にPRしたという。
6月の町議会では杉崎隆之町議が開催費用や今後の誘致などを質問。開催費用約7千万円のうち、町の支出は約3千万円で、うち国交付金や県補助金を差し引き、町の負担は1038万円にとどまった。このほか、30の企業から690万円の寄付や協賛が寄せられた事も分かった。
町は「認知度向上に成果がある」と将来の誘致も前向きで、町制80周年とオリンピック開催という節目を迎える来年に向け、実行委員会などと調整を図るという。
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