2016・17年度と2年連続で約10億円の赤字決算となった茅ヶ崎市立病院の経営改革案が、7月に全員協議会で発表された。現状のままでは、来年秋に現金が枯渇する恐れがあるとの試算を受けてのもの。市立病院は外来で年間約21万4千人、入院で約11万人に利用されている(17年度)。
一方で入院単価の低さや患者数が増えない背景、新採用の人件費や、電子カルテシステム導入などの負担により赤字が続いている。
経営改革案では、1日平均の患者数や単価の引き上げ、地域の診療所との連携強化や救急患者受け入れ体制強化などによる収入増のほか、給与体系の見直しなどを示したほか、補填的財政支援も見込んでいる。
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