宮山の寒川浄水場で外周フェンスの基礎をかさ上げする工事が進められている。県は浄水場隣の相模川や目久尻川が氾濫した場合の浸水想定を0・5〜3m未満としており、段階的に対策をとる一環で、延長約1Kmの基礎を路面から50cmの高さにする。さらにゲート部分に自動で作動する止水板を設置する予定。来年度の事業だったが、昨年の台風19号もあり、前倒しで実施するという。
寒川浄水場は小田原市や厚木市、葉山町など11市4町に給水している。浄水場によると、これまで豪雨のため場内に深い水たまりができた事はあったが、洪水の流入は記録がないという。
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