「クリスタルハンターズ」の表紙
茅ヶ崎市香川在住のショーン・アンダーソンさん（46）がキャラクターや世界観を考えた英語教材マンガが、イラスト投稿サイト「ピクシブ」などで人気だ。
「クリスタルハンターズ」は主人公の剣士・カルが、さまざまな能力を持った仲間と出会い強大なモンスターを撃破し、報酬であるクリスタルを集めながら旅をしていくファンタジー。わずかな英単語のみで物語を展開させ、読み進めるごとに英単語に親しみながら学べる。英語版と日本語版のほか、スペイン語版とドイツ語版があり韓国語版も制作中だ。
ストーリー面で支えるのは、フレンチ・ナサニエルさん（36・横浜市）だ。伏線を多様するなど、ファン心理をくすぐる表現を盛り込んだ。
カナダ出身のショーンさんは県内の高校教師。アメリカ出身のナサニエルさんは駒澤大学の講師。２人はともに教材開発に関心が高く、２０１４年頃に意気投合。その後マンガ家の御米椎（みよねしい）さんとタッグを組み、軌道に乗った。
２０１９年に英語版を、20年３月に日本語版をリリースすると、わずか１カ月で４万人が閲覧。現在までに14万人が読んでいる。【URL】https://crystalhuntersmanga.com
躍動的な絵が特徴
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