先人たちは、疫病とどのように向き合ってきたのか――寒川神社の客殿でコロナ禍の今にも関わる企画展「疫病と民間信仰」が開催中だ。
全国各地の郷土玩具を展示し、県内に伝わる風習も紹介。現地にも足を運んで展示品を準備した。その一つが山北町の「門入道」=写真左。男女一対の山の神の顔を描いて家の玄関などに置き、疫病などを近づけないように祈る。地域の文化を伝えるため、今も作り続ける人がいる。海老名市には「一つ目小僧」の伝承も残る。疫病をもたらす妖怪・一つ目小僧を防ぐため、昔は小僧が恐れる「目籠」を軒先に掲げた。11月14日まで開催。
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