トンガ沖の海底火山噴火の影響で、1月15日夜に県内でも潮位の変化が観測された。
国内の第一波は小笠原父島で夜8時頃に観測され、その30分後には小田原や横須賀などで10cm〜20cm程度の潮位の上下が始まり、翌日にも続いた。海上保安庁によると「こうした動きはすぐに収まらずしばらく続く傾向にある」。一部メディアは藤沢市で河川の逆流があったと報じている。
気象庁は当初津波と判断せず、国内の潮位変化をうけ、翌16日午前0時15分に津波警報や注意報を発表した。
その後、県の緊急速報メールが寒川町を含む相模湾沿岸自治体などに繰り返し配信された。本来注意報では送信されない仕組みで、プログラムの設定ミスが原因という。
海に面した茅ヶ崎市では午前0時半ごろから関係職員が庁舎に集合。防災行政無線で注意報について放送された事もあり、市民からの問い合わせが50件ほど寄せられた。被害報告はなかった。寒川町は今回注意報だったこともあり、町内放送や職員参集はなく、町民の問い合わせも寄せられなかったという。
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