ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん 接種費用を全額助成
寒川町は平成23年度事業として、町内に住民登録または外国人登録のある子どもに対し、3種類のワクチン接種費用の全額助成を行っている。これは高額な接種費用(3〜5万円)を助成し子どもの健康を守ろうというもので、対象はヒブ(インフルエンザ菌b型)、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防ワクチン。
ヒブワクチンは細菌性髄膜炎など、小児用肺炎球菌ワクチンは肺炎や中耳炎などの予防に効果があるという。厚生労働省によると、この2種は接種後の死亡報告があり一時的に接種を見合わせていたが、「専門家の評価により、安全性について心配ないとされた」ため、4月から再開されている。対象は生後2ヵ月から5歳の誕生日前々日までの子ども。回数は年齢によって1〜4回と異なる。
一方、子宮頸がん予防ワクチンは平成7年4月2日から11年4月1日までの間に生まれた女性が対象。回数は3回。現在はワクチンが不足しているが、7月ごろから安定供給される見込みだという。
ワクチン3種とも任意接種で、町が指定する医療機関に申し込めば無料で受けられる。指定医療機関は、町が配布している「平成23年度さむかわ健康だより」や町ホームページの「健康・医療」ページから確認することが出来る。問合せは町健康づくり担当【電話】0467(74)1111
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