寒川町 自転車事故ワースト10に 今年も多発地域の指定受ける
寒川町は5月1日付で自転車交通事故多発地域に指定された。
これは2011年中の自転車交通事故の割合が、県内平均より3ポイント以上高い16地域及び死亡事故の多い1区合わせて、17地域が指定されるもの。寒川町内の2011年中の全事故発生件数は290件。このうち自転車事故は90件を占め、構成率は31%。県平均24・4%を上回り、昨年に引き続き指定を受けた。自転車事故の件数は前年(2010年)と比べ11件減少したが、相変わらず高い数値を示しており、県内市区町村の中ではワースト10位、町別では一番高い割合となっている。
茅ヶ崎警察署によると、同署管内(茅ヶ崎市・寒川町)では一之宮地区が最も事故が多く、茅ヶ崎、岡田、本村、宮山地区と続く。同署交通課は「行政と警察署などが一体となって事故減少に向けて、取り組んでいます。2011年の数値は減少という結果が出ましたが、これだけでは一概に成果が出たとは言えない。今後も小学生などを中心に徹底した指導をして、自転車事故の防止に努めていきたい。住民の方には、もう一度交通ルールやマナーを確認して、安全運転を徹底してほしい」と呼びかけている。
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