コミバスの今後は 意見交換会の関心低く
コミュニティバス「もくせい号」に関する意見交換会が10月24日から28日まで、寒川町内5カ所で行われた。同会には全地区合わせて約50人が参加した。
もくせい号は2002年に7つの路線バスが廃止されたことをきっかけに、09年から本運行を開始。町民の足として運行を続けてきたが、赤字経営が続き現在は83・9%を公費で負担している状況にある。同会では近隣市と比較しながら、寒川町の現状を説明。今年8月に実施した「住民移動実態アンケート」の調査結果をもとに、今後の運営についての意見を求めた。
公共交通網の不便地域である菅谷台や倉見大村集会所では出席者も多く「車も運転できないのでバスがないと困る」といった意見も出た。しかし他会場では出席者も少なく、関心の低さが浮き彫りとなった。
|
<PR>