今年は5人が卒館 寒川神社少年館
寒川神社(利根康教宮司)は、同神社少年館生を対象にした「卒館奉告祭・卒館式」を3月16日に行った。
同神社では、放課後の子どもたちの居場所や交流の場の一つとして、小学校1年生から6年生までを「寒川神社少年館」として施設を開放。1977年から始まり、今年で36期の卒館生を迎えることになった。
開設以来、神道入門、心の教育、茶道、剣道、書道、吟道などを学び、多くの子どもたちが立派に成長。歴史と伝統に育まれた神域の中で行う社会活動は、一定の成果をあげているようだ。
当日は本殿で卒館奉告祭を行った後、少年館に場所を移して卒館式を実施。あいさつに立った利根館長は「神社は今の言葉でいえばパワースポットです。神秘的で清らかな場所で学んだことを忘れず、社会に出て活躍してほしい」と話し、引き続き5人それぞれに卒業証書を手渡した。
卒館生を代表してあいさつに立った鈴木到吾君は「放課後を一人ではなくみんなで楽しく過ごすことができた。他の学校の子とも仲良くなれたのでよかった」とこれまでを振り返り、卒館生全員で神様に感謝や感動を報告した。
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