つらさ、医療費、仕事… 乳がん患者同士が話せる
寒川町内の乳がん患者が発起人となって、乳がん患者サロン「ハートプレイス」を立ち上げた。行政や病院主導ではなく、まったくの民間レベルで行う患者同士の会で、闘病生活のつらさを癒すことができないでいた患者や、不安な症状を抱えた患者予備軍らに朗報となりそうだ。
会を立ち上げたのは小谷在住の乳がん患者。近所に住む乳がん治療経験者と知り合ったことがきっかけで、2人で悩みを語り合うようになり、精神的なつらさがかなり解消されたという。その後、治療中、治療後の乳がん患者やその家族が集い、ともに語り、情報交換する場の必要性を感じ、自らが立ち上がることを決意したという。
同会では『話すことは放すこと』とし、つらさからの開放を叫ぶ。「闘病のつらさ、医療費のこと、仕事のこと、患者同士ならありのままに語り合えます。ここには仲間がいます。しこりがあって病院に行けずに気になっている方もお気軽にお越し下さい。お茶をしながらゆったりとしたBGMが流れる部屋で一緒におしゃべりしましょう」と話している。
サロン開催は毎月第4日曜日を予定。場所は寒川町南部公民館ふれあいルームで、午後1時30分から3時30分。参加希望者は事前連絡が必要。申込み問合せは天野さん【携帯電話】080・3009・2501へ。
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