バブルに始まり今もなお 町内有志のボウリング会
毎月第2日曜日に寒川セントラルボウルで行っている「喫茶&パブ・フリータイム杯」が、2月9日で通算255回目の開催を迎えた。ボウリングを楽しむ愛好家の集いが23年も継続しているという。
同杯が始まったのは、バブル経済崩壊の予熱が残り、景気が悪くなっても生活レベルを下げられない「ラチエト効果」などが叫ばれていた頃。町内は、三交代で働く地方出身者の若者から壮年層らが目立ち、「趣味もなく酒を飲んでいるだけでは」との声もあがり、このボウリング愛好会が誕生したのだという。
「フリータイム」は小谷にある喫茶&パブ。アフターボウリングは必ずここで表彰式と憩いの時を過ごす。四半世紀近くの間にメンバーの変遷を繰り返し、1回目からの参加者は店主の東間照代さんと鈴木亮さんだけになった。当時若者の面倒見がよかった年配者から寄贈されたトロフィーには、優勝者の名前が刻まれて店に飾ってある。
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