茅ヶ崎ゆかた委員会(宮本弘美会長)が、同会15周年記念事業として制作を進めてきた「茅ヶ崎オリジナルゆかた『The・ちがさき』」が完成した。同会は、ゆかたを通じて伝統文化を大切にする心と、郷土への思いを育むことを目的に市内呉服店ら有志が結成。毎年ゆかた着付教室を開催するなど活動を続けている。
昨年秋に「茅ヶ崎」をテーマに図案を一般公募し、同委員会で選考を進め8点を採用。構図や色合いなど検討を重ね、型の図案が出来上がった。日本橋の老舗堀井(株)が型彫りと染めを行うなど、長く着てもらうため「本染め」にこだわり制作。同委員会は「年代、性別を問わず多くの方に手に取って頂き、長く愛用してもらえたら」と話している。
図案採用者は以下の通り。※敬省略。氏名の後は、採用された図案▽奥野華子…「茅ヶ崎」を市のマーク風にデザイン▽朝田瑞絵…市の鳥シジュウカラ▽藤崎香波(かんな)(小1)…しらすと波のようせい▽小林優菜(ゆな)(小2)…とんぼ▽藤崎こなつ(小4)…まき貝と魚たち▽鈴野咲紀子(さきこ)(小4)…つつじ
ゆかたの取扱い店舗はくまじ、たかばや、田村屋、ファインド、丸岡屋。一反12000円(税抜)で販売し、仕立て代は別途(店舗により異なる)。また、この生地を使用した甚平や開襟シャツ、のれんや巾着など、各店舗が工夫を凝らした商品を企画中。問い合わせは各店舗または同委員会(茅ヶ崎商工会議所内)【電話】0467・58・1111へ。
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