児童文学作家の漆原智良さんが5月25日、寒川小学校で特別授業を行った。
授業内容は「いのち・それは一番大切なもの〜大好きだよ!優しさ、豊かさ、たくましさ〜」と題して行われ、著書「ど根性ひまわりのき〜ぼうちゃん」等の朗読を通して「いのち」の大切さや優しさ、豊かさ、たくましさについて子どもたちと一緒に考える場となった。
特別授業とは、自然科学・社会科学および文化・芸術等の専門家による授業を通して子どもたちの夢と希望と知的好奇心を育み、豊かな心を育てようとするもの。当日は体育館に全校児童が集まり行われた。
漆原さんは、東京に生まれ、東京大空襲で家族を失い、戦後、福島、栃木と各地で生活。絶海の孤島、八丈島をはじめ東京都の小中学校で28年間勤務した。退職後、実践女子短期大学、秋草学園短期大学の教壇にも立ち「児童文学論」「児童教育論」を講じながら、執筆活動に。第1回児童ペン大賞、NHK放送記念祭賞、第45回児童文化功労賞など多くの賞を受賞した。
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