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寒川版 公開:2017年3月24日 エリアトップへ

4月15日上映「白神の夢」 作品の魅力・見所を探る

文化

公開:2017年3月24日

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 『住みよい町・さむかわにする会』が行う第4回新春特別フォーラムは、世界自然遺産・白神山地の自然と人々の暮らしを克明に描いた長編記録映画『白神の夢〜森と海に生きる〜』を上映する。

 毎年、会の名前の通り、寒川で見て、語れて、一緒にまちづくりを考えられるような映画の鑑賞会を催している同会。今回の映画も期待を裏切らない内容になっている。

 この映画は白神山地の自然の美しさをフィーチャーした作品ではなく、自然の偉大さを肌で感じ、自然を守り、次代につなげ、自然が人を育て、地域が人を活かす様子を目にすることができる。

 そこで、別枠にあるミュージシャン坂田明さんのセリフだ。これは、映画の舞台となった秋田県八森町立八森小学校の総合学習の時間に、ミジンコの研究者でもある講師の坂田さんが発した言葉。

 ミジンコの一生は約3週間、この間に150もの子孫を残すと説く。顕微鏡で脈打つミジンコの心臓を観察した子どもたちは、生命の偉大さを実感する。そこで出てきたのが別枠のこの言葉だ。「人間はなかなか人間できない。はずかしがったり、いばったり」。坂田さんはミジンコに興味を持った経緯を話す。

 この映画には地域の人々がたくさん登場する。ある意味「人間している」人たちなのだ。

 世界遺産――太古の昔から守られてきた自然の中に人間がいる。自然を破壊するのは人間、守ることができるのも人間。長い時間の共生の末に培われた文化。時間をどうとらえるか問いかける作品でもある。学習することの楽しさ、面白さに満ち溢れた作品でもある。

 平塚市出身の小池征人監督作品は、3年前に『いのちの作法』も上映している。「”地域”という小さな社会は地球環境の最少単位の細胞です。地域は地球、地球は地域」と話している。地域を良くするためにヒントになりそうなシーンが満載だ。

 4月15日(土)午後1時、寒川町民センターホール、前売り券一般1000円で好評発売中。チケット取扱所等の問合せは同会杉山さん【携帯電話】080・3082・1057へ。
 

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