茅ヶ崎市美術館で12月3日(日)まで「藤田道子『光と空間のための作品』展」と、「2017年度茅ヶ崎・寒川地区中学校美術作品展」が開催されている。午前10時から午後5時(入館は4時30分)まで。観覧無料。
藤田道子作品展
藤田さんは、シルクスクリーンのほか、木・糸・布などを用いて幾何学模様や規則的要素を取り入れた立体作品を制作している。「『光と空間のための作品』展」では、窓が大きく、外光が印象的な同館エントランスを活用し、展示空間全体を作品として見せる「インスタレーション」方式のアートを鑑賞することができる。
中学生作品一堂に
地区16校の各学年が授業で制作した美術作品を一堂に集め展示する「中学校美術作品展」。各校の美術科教員が授業における美術教育を研究する目的で始め、約40年の歴史を持つ。初期から携わっている松林中学校美術科教諭の山本幹雄さんは「授業では制作を通じ、生徒の内面を育てるために『見ること』を重視している。『見て、考えて、表現する』工程で培った力を作品群から感じ取ってもらえれば」と話した。
最終日にコラボ
展示最終日の12月3日(日)には両展がコラボし、藤田さんが中学生とともに作った作品を展示する。同館は「現代作家と中学生の自由な発想の化学反応も楽しんでほしい」と話した。
問い合わせは同館【電話】0467・88・1177へ。
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