新加入した選手たち（前列右から時計回りにステバノヴィッチ、松田天馬、曺監督、大野和成、梅崎司、小林祐介、富居大樹、山口和樹、鈴木国友、新井光、真田幸太、ミキッチ、坂圭祐）
２シーズンぶりにＪ１へ復帰する湘南ベルマーレは1月18日、ホテルサンライフガーデンで新体制を発表した。会見には、曺貴裁監督のほか新加入選手らが顔を揃え、クラブ創立50周年を迎える今シーズンの決意を語った。
会見では、今シーズンのスローガン「ＡＬＩＶＥ」（アライブ）が発表された。
曺監督によると、早大時代の１学年先輩で、当時ラグビー部で活躍していた清宮克幸氏（現ヤマハ発動機ジュビロ監督）の言葉を引用したといい、言葉通りプレーを殺さず、常に前へボールを運ぶイメージがチームに浸透していたと説明。「プレーしている選手が楽しいと感じて、見ているファンが心を動かされる瞬間を数多く作りだしたい」と意気込みを語った。
新戦力には、浦和レッズから完全移籍で加入した元日本代表の梅崎司（30）やセルビア代表経験のあるアレンステバノヴィッチ（27）、ユースからトップチームに昇格した真田幸太（18）らが加入した。
強化責任者の坂本紘司スポーツダイレクターは今シーズンの編成について、勝ち方を知っている点や経験、成長したいと願うハングリーな気持ちを強くもっている選手に声をかけたと説明。「期待できる選手が揃った」と自信を寄せた。
梅崎選手は「新しい気持ちでこのチームに挑戦しに来ました。まだまだ成長できると思っています」と述べ、サンフレッチェ広島から加入したミキッチ選手は「まだまだサッカーを勉強したいと思っている。持っている経験をみんなに伝えてチームに貢献したい」とそれぞれ抱負を語った。
曺監督は今月11日から始まった初練習から１週間を、「みんなハツラツと元気に練習している」と振り返り、「我々のチームにベテランはいない。ヤングルーキーやオールドルーキーという気持ちでプレーしてもらいたい」と今季の成長を促した。またＦＷジネイのヴァンフォーレ甲府移籍に伴い、韓国代表のイ・ジョンヒョプ選手の加入が22日に発表され、新加入選手は13人となった。
チームは22日から２月２日までスペインでキャンプを実施、海外クラブと練習試合などを予定している。
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