倉見在住の曽我流生(りゅうき)君(旭小6年)が第1回ジュニアチャンピオンリーグ全国大会U―12・35kg級で優勝した。ボクシング界の仕組みが変わり、大会名は違うが流生君は昨年に続く戴冠。今回はプロ主催の大会となり、スポンサー付きのパンツ姿で、昨年はもらえなかったチャンピオンベルトを誇らしげに掲げた。
普段の練習は平塚市のチームテンカウントで。縄跳び、ダッシュ、サンドバッグの連打などの徹底でパワーアップし、着実に力をつけた。「自信はあった。優勝は嬉しい」と流生君は話し、父親の曽我英士さんも「ミットで受けるパンチに力強さを感じた」と目を細めた。
また、弟の玲葵(れつき)君(旭小4年)がデビューしたが、惜しくも敗退。曽我さんは「流生も最初は負けた。その悔しさをバネにした。玲葵も来年はきっと」と頼もしそうな表情。曽我親子の世界への道は始まったばかりだ。
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