寒川町の特産品にも指定されているカーネーションが出荷時期を迎えた。
町の温室組合カーネーション部3軒の生産者は、5月12日(日)の「母の日」に向けて、忙しく準備に追われている。「アメリ」「コリン」など3軒で約50種類のカーネーションを栽培し、年間約50万本を出荷している。
生産者の福岡美浩さん(52)は、「今年は暖冬などの影響で開花が早まる不安もあったが、4月に一旦寒さが戻るなどで、茎が太く、しっかりした花をつけている」と話している。
品質管理認証を取得
カーネーション部の3軒は3月31日に「日持ち性向上生産管理基準認証」を取得。この制度は、一般社団法人日本花き生産協会が、消費者が長く花を楽しめるための技術、作業を実践している生産者・生産団体を認証するもの。福岡さんは「新鮮な状態で出荷できる。切り花を長く楽しんでもらえれば」と話している。
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