寒川総合体育館で4月22〜26日に予定されていた「アークリーグ」が中止となった。東京五輪の種目にもなっているスケートボード・ストリートの予選として、各国の強豪選手の参加が見込まれていた。主催者のワールドスケートは3月下旬に「停止」としていた。町が次回開催を目指すかどうかは未定という。この大会や東京五輪、浜降祭にあわせた民泊促進企画「イベントホームステイ」も中止となった。
また町は8月までの主催行事の中止を決めた。取りやめとなったのは、育児相談やがん検診などを含む100件以上。健康管理センターや総合体育館、図書館、公民館、町民センターは5月6日まで休館している。
5月5日の「相模国府祭」と6月14日に予定されていた「浜降祭」も中止となった。国府祭は例年大磯の六所神社で開かれ、寒川神社など6つの神社の関係者が集い五穀豊穣などを祈願する。浜降祭は茅ヶ崎西浜に寒川神社など30基以上の神輿が集う伝統行事。同祭の供奉神社宮司会で中止が決まった。神社では浜降祭に関する神事を内々で行うが、一般公開はしないという。浜降祭は過去に明治天皇崩御をうけ中止された歴史もある。
7月3〜5日の「湘南ひらつか七夕まつり」も史上初の開催中止が決まった。70回の節目で、150万人の人出を見込んでいた。七夕織り姫のセレクションも中止となった。商議所の常盤卓嗣会頭は「アーケードに七夕飾りを付けるなど、『七夕のまち平塚』を楽しめる雰囲気づくり考えたい」とコメントした。
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