寒川町出身で茅ヶ崎北陵高校OBの三澤拓哉さん(32)が監督を務めた映画『ある殺人、落葉のころに』が、現在イオンシネマ茅ヶ崎で限定上映されている。三澤さんは2015年に公開のオール茅ヶ崎ロケの初監督作品『3泊4日、5時の鐘』でロッテルダム映画祭へ招待されるなど高い評価を得た。
新作の撮影は17年に大磯町を中心として寒川町や茅ヶ崎市、藤沢市、真鶴町で行われ、2年の編集期間を経て昨年9月に完成。「釜山国際映画祭」のほか多数の映画祭に招待され、今年6月には香港でも一般公開で高い評価を得ている。地元寒川で行われたロケでは安楽寺(岡田)で葬儀のシーンを、後藤花園(岡田)で主人公ら4人にいじめられる人の職場を撮影している。三澤監督によれば「忙しい撮影のなか、親戚や両親にも会え、ほっとした時間が過ごせました」。現在は全国での一般劇場公開を目指し、製作委員会ではクラウドファンディングを実施している。三澤監督は「映画とともに地元の魅力を発信したい。協力してくれた方々にも還元出来たら」と話した。詳細は【URL】https://motion-gallery.net/projects/oisofilmへ。
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