2月に茅ヶ崎市指定重要文化財に指定された、萩園の三島大神社殿内に奉納されている絵馬「東川斎(とうせんさい)桂山筆(けいざんひつ)源為朝図(みなもとのためともず)」が5月2日に御開帳された。近隣住民などが訪れ、氏子や関係者の解説のもと、貴重な絵馬を鑑賞した。
絵馬の御開帳は、例年元旦および2日と、例祭(浜降祭)の2回のみ。今回は重要文化財指定を記念して公開された。
奉納は1836年。図柄は、源為朝が鬼島に渡り大暴れしたという『保元物語』にあるエピソードをもとに描かれた。海辺で弓の名手と知られた源為朝の弓を鬼が弾こうと奮闘している姿が盛り込まれている。
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