公・民・学連携での街づくりを提案する「アーバンデザインセンター・茅ヶ崎」はこのほど、3月での解散を発表するとともに、最後の活動となる「小出川フットパス構想」についてまとめた冊子を発行した。自然環境の観点では「小出川に親しむ会」、観光・空間計画の観点では「東京都立大学観光科学科・岡村研究室」の協力を得て、三者三様の実績を反映した内容となっている。
観音折りA4サイズの冊子では、前進団体「まち景まち観フォーラム・茅ヶ崎」から現在までの知識の蓄積と成果を踏まえ、昨年5月発行の季刊紙の内容も踏襲。中面では、河口から藤沢市北部にある源流までの全貌を地図で紹介。散策ルートを【1】河口・旧小出川・古相模川、【2】樹木と野鳥、【3】下寺尾遺跡、【4】里山、【5】水田風景などに分類し、見どころや特色を写真を交えながら解説している。高見澤和子理事長は「川全体を俯瞰し、幅広い視点でまとめた資料に仕上がった。今までの活動や視点が、10年・20年後などに役立つきっかけになれば」と語る。
冊子は、茅ヶ崎市立図書館などで閲覧可能。当面、ホームぺージとメール【メール】udcchigasaki@gmail.comは利用できる。
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