『女子美アニメ』 被災地児童が色づけ “つないで”作品 作る楽しさ「心のケアに」
女子美術大学(南区麻溝台)の学生らが、被災地児童の心のケアを目的とした、オリジナルアニメによるワークショップを、市内・都内のキャンパスと宮城県内数カ所で開催する。
企画したのはメディアアート学科3年生、大学院生、担当教授ら約20名(=写真)。宮城県内の学校やボランティアの方々の協力を得て、一つの形に仕上げる。
学生らはその技術を活かし、自ら撮影した映像を元に、アニメーションの線画を制作(1秒につき10枚、約1分間)。その原画に被災地、相模原市内などの子どもたちが、ワークショップ会場で色付けをする。「色鉛筆、クレヨンなどで自由に塗って」。学生らが現在制作中のアニメのテーマは「つながる」で、1会場あたり10〜15秒の作品に。相模原キャンパス→杉並キャンパス→石巻→仙台と、作ったものは次の会場へつなげていき、最終的には約1分半の作品となる。「一枚一枚の絵をつなげてアニメを作るように、『みんなで力をあわせれば復興できる』。そういう思いにつなげたい」と学生は期待を込めている。
参加者募集(5〜12歳)相模原では8/1、2
それぞれが自由な色使いをするので、完成作品はとてもユニークなものとなる予定だ(グーグル・クロームのタブのイメージ)。
なお、市内でのWS(ワークショップ)は8月1日(月)、2日(火)に。場所は南区麻溝台のキャンパス内(14時)。それぞれ30人前後が参加できる(無料/今月31日(日)締切)。対象は5〜12歳程度。問い合わせは【電話】042・778・6832まで(月〜金・9〜18時)。
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