駅前広場の利用開始 寒川駅北口の直前道路は一方通行に
整備が進められていた寒川駅北口駅前広場の大部分が完成し、4月20日から供用が始まった。同時に、広場の北側を走る都市計画道路・寒川下寺尾線に設けられた信号も点灯を開始。駅から駅前公園まで直線で繋がった。
駅前広場の整備は、町が進める寒川駅北口地区土地区画整理事業の一環として行われているもの。昨年4月から工事を開始し、今年度に入って完成した。
供用開始にあたり、広場の北側には新たに信号機が設けられ、『寒川駅北口交差点』として稼動開始。寒川下寺尾線から広場を通り、駅前の道路に進入できるようになった。これに伴い、駅北口直前の道路はそれぞれ広場から左右に抜ける一方通行道路となる。
広場には、街路樹や花壇が設けられた歩道のほか、中央部分にタクシーの待機場所、横浜銀行側にはコミュニティバス「もくせい号」のバス停が新たに設置された。また、JAさがみ寒川支店側には一般車の乗降場所が確保されている。
供用開始を目前に控えた4月18日には、同広場で時計塔の寄贈式が行われた。広場中央付近に設置された時計塔は、寒川神社が寄贈したもの。寄贈式では寒川神社の利根康教宮司から、山上貞夫寒川町長へ目録が手渡された。山上町長は「この時計塔を、町民とともに久しく利用させていただきます」と話した。
今年度中にエスカレーター等を整備
町は今後、駅前道路の舗装工事を行うほか、バスなどの乗降場所に屋根やベンチを設置。また寒川駅北口エレベーター・エスカレーター設置事業費として1億6560万円を計上し、今年度中に整備を行う予定だ。
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