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株式会社サーティーフォー 「無計画」から30年社長の咆哮は新たな一歩の合図 代表取締役社長唐橋 和男氏
創業当時、事業計画や目標、将来像といったものはほぼ持ち合わせていなかった。「とりあえず生きるため」。30年の歩みはそうして始まった。
大手ですら手書きが主流だった時代。導入したワープロで書類を作ったら顧客に驚かれた。知らないことはスマホではなく、辞書や本で調べた。「現代は情報が溢れている。今の経営者は当時の起業家よりもはるかに能力が高いですよ」
持ち前の経営感覚と行動力で、5年程経ち徐々に会社の基盤は整ってきたが展望が開けたとは言い難かった。「20年。人間で言えば成人の年で本格的に事業を拡大する」という考えに基づき、住宅展示場や店舗展開などに乗り出したものの、待ち受けていたのは失敗の連続。新規事業にはことごとくふられた。唯一、ビルなどの物件所有は、リーマンショックやコロナ禍の不況を切り抜けるのに奏功した。
計画的経営へ
今年30周年を迎える。この節目に、それまでの「経験と感覚の経営」から「計画的経営」へと方針を一変させる。「これからはしっかりと事業計画を立て採算性を高める経営を」。根底にあるのは「この会社にはポテンシャルがある」という思いだ。情報の海を巧みに泳ぐ現代の実業家たちと「ようやく同じ考え同じスタートラインに並んだ」とする一方で「生きるため」奔走してきた30年を振り返り、「私には彼らにない経験がある。計画性が補えれば負けるわけがない」ときっぱりと言い放つ。
計画経営を支えるための人材育成にはぬかりがない。自らが先導する従来のスタイルからコンセンサス重視の考え方にスイッチ。優秀なリーダーを配して会社全体を底上げする。その組織づくりは着々と進んでいる。一方、力不足と見れば非情に役職を解く構えだが、「努力すれば敗者復活ができる仕組みを作るのも大事」とし、経営者として厳しくそれらを見定めなければならないと自身に言い聞かせる。
地域貢献に注力
地元である相模原を側面からサポートしたいという思いで、相模原球場の命名権をはじめ少年野球やサッカー大会のスポンサーなど地域貢献活動にも注力してきた。「続けてくることができたのは、地域の皆さんからの支持を受けてきたから。自分のことだけ考えているとだめになるから」
「正直に」経営を続けてきた自負がある。「また1年目からですね」。虎の毛が美しく立派に生え変わるように、2022年、サーティーフォーも変革する。
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