神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

淵野辺駅北口・JAXA前 ガンダムマンホール設置 全国2例目 巡回展示へ

社会

公開:2022年4月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
(左)ガンダムと小惑星探査機はやぶさ初号機、ザクIIと小型月着陸実証機SLIMを組み合わせて制作されたデザインマンホール蓋=市提供
(左)ガンダムと小惑星探査機はやぶさ初号機、ザクIIと小型月着陸実証機SLIMを組み合わせて制作されたデザインマンホール蓋=市提供

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するロボットをモチーフにしたマンホール蓋が3月11日、相模原市に寄贈された。2種類の蓋は淵野辺駅北口とJAXA宇宙科学研究所前にそれぞれ設置される。全国では小田原市に次いで2例目。市は多くの市民に、デザインを見て下水道事業への関心を高めてもらおうと、設置に合わせ市内で巡回展示を行っている。

 このガンダムマンホール蓋の寄贈は、ゲーム開発などを手掛けるバンダイナムコグループが行っている自治体を活性化させる事業・ガンダムマンホールプロジェクトを通じたもので、市は手を挙げた40の自治体の中から選ばれた。JAXA宇宙科学研究所が市に位置していることから小惑星探査機はやぶさの故郷とされ、ガンダムと同じく宇宙とゆかりがあることが主な選出理由となった。

 マンホールのデザインは2種類で、ガンダムとはやぶさ初号機、ザクIIと小型月着陸実証機SLIMをそれぞれ組み合わせたものとなっている。

 3月28日には市役所でマンホール蓋のお披露目式を開催。覆われていた幕が取り除かれガンダムとザクIIのデザインが姿を見せると関係者から拍手が起こった。本村賢太郎市長は自身が40年来のガンダムファンであることを明かすと、「数年前から部署を横断して取り組みを進めてきた。お披露目できて大変うれしい」と話し、下水道事業の啓発と相模原市のPRに期待感を示した。来賓として出席したJAXA宇宙科学研究所の細田聡史さんも「ガンダム世代ど真ん中」と自称し、マンホール蓋のデザインの考案にも即座に手を挙げたエピソードを紹介。「非常に格好よくユニークなものができ、感動している」とうれしそうに話し、「これを機に、我々の宇宙科学の活動やインフラを支える活動が注目を浴びていけば」と述べた。

巡回展示を実施

 マンホール蓋は6月13日のはやぶさの日にちなんだイベントの中で設置される予定だが、その前に市民への周知を目的とした巡回展示を市内の公共施設で行っている。

 会場は市役所本庁舎本館ロビー(4月11日まで)、市立博物館(4月13日〜5月8日)、緑区合同庁舎(5月10日〜20日)、南区合同庁舎(5月24日〜6月3日)。市は巡回展示の他に、記念のマンホールカードの制作も検討している。

 併せて、淵野辺駅南口からJAXA相模原キャンパスまでの自転車通行帯に、惑星や探査機などをあしらったユニークなデザインの施設案内路面シートも設置される。市下水道経営課の担当者は、「マンホール蓋で下水道事業への理解を深めてもらうとともに、JAXAがある相模原市が強調されることでシティプロモーションにつなげたい」とし、展望を示している。

本村市長とJAXA細田さん
本村市長とJAXA細田さん

さがみはら南区版のトップニュース最新6

自転車レース 市内を疾走

ツアーオブジャパン

自転車レース 市内を疾走

5月25日 「迫力を感じて」

5月23日

文科大臣表彰を受賞

てぶくろの会

文科大臣表彰を受賞

「読み聞かせ」続け27年

5月23日

1市5町に「消滅可能性」

人口戦略会議

1市5町に「消滅可能性」

相模原「中間に位置付け」

5月16日

保育所申込みが過去最多

相模原市

保育所申込みが過去最多

待機児童は南区に7人

5月16日

ホコ天で街に賑わいを

サウザンロード商店街

ホコ天で街に賑わいを

1日限定 地元商店出店も

5月9日

22地区を「楽しく学んで」

市印刷広告協同組合

22地区を「楽しく学んで」

ゲーム開発で出前授業

5月9日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

災害に向けた健康対策を

災害に向けた健康対策を

6月1日にオンライン講座

6月1日~6月1日

さがみはら南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook