神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

上鶴間在住デザイナー ご当地かるた制作 南区の魅力を発信

文化

公開:2023年4月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
4月に完成した「みなみルかるた」
4月に完成した「みなみルかるた」

 上鶴間在住のデザイナー、吉田アキコさんが、南区を紹介する「みなみルかるた」を個人で130セットほど制作。イラスト、文章、デザインなど全て手掛けている。かるたは4月30日(日)に開催される相模大野アートクラフト市で販売される。

 「空高く舞う/日本一の/相模の大凧」「新宿から/快速急行約40分/相模大野」―。南区の特徴やイベント、施設、飲食店などを題材にしている。吉田さんは南区在住歴15年ほど。「自分が知っていたことより、かるたを作る上で知った南区のことばかり。かるたを通じ『面白そう』と、地域の発見につながれば嬉しい」と話す。

長女の絵きっかけ

 制作のきっかけは、絵札に描くキャラクター、ハリネズミの妖精「みなみル」。昨年末、当時小学2年生だった吉田さんの長女が原案を描いた。

 南区の地形をハリネズミに見立てた絵を見た吉田さんは「かわいい。キャラになりそう」と感じたそう。すぐにデザイン化し、区のシンボルカラー「南区ブルー」で色づけ。名前はアメリカの風習で使うリスの名前「フィル」と南区を合わせた「みなみル」。飛躍の願いが込められている。キャラクター完成後、吉田さんは「何かできないか」と模索。同業者がご当地かるたを制作していたことを思い出し、「南区版」を作ろうと思い立った。

 読み句は46句。「南区に何があるのか調べるところから」始めたという。区が発行するガイドブック、ママ友から勧められた飲食店などから情報を得た。

 題材にしている施設や団体、学校など全て掲載許可を得たという徹底ぶり。当初はウェブサイトに公開するのみとしていたが、友人らの後押しもあり制作に踏み切った。

 制作したかるた約130セットを4月30日(日)、相模大野駅周辺で開催されるアートクラフト市で販売する。吉田さんは「みんなに盛り上げてもらった。自分も子どもも楽しめたらいい」と笑顔で話した。

長女が描いた南区の地形のハリネズミ=提供
長女が描いた南区の地形のハリネズミ=提供

さがみはら南区版のトップニュース最新6

自転車レース 市内を疾走

ツアーオブジャパン

自転車レース 市内を疾走

5月25日 「迫力を感じて」

5月23日

文科大臣表彰を受賞

てぶくろの会

文科大臣表彰を受賞

「読み聞かせ」続け27年

5月23日

1市5町に「消滅可能性」

人口戦略会議

1市5町に「消滅可能性」

相模原「中間に位置付け」

5月16日

保育所申込みが過去最多

相模原市

保育所申込みが過去最多

待機児童は南区に7人

5月16日

ホコ天で街に賑わいを

サウザンロード商店街

ホコ天で街に賑わいを

1日限定 地元商店出店も

5月9日

22地区を「楽しく学んで」

市印刷広告協同組合

22地区を「楽しく学んで」

ゲーム開発で出前授業

5月9日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

災害に向けた健康対策を

災害に向けた健康対策を

6月1日にオンライン講座

6月1日~6月1日

さがみはら南区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook