(PR)
シリーズ〜新ゆりドクター通信〜 「高血圧と脂質異常症」 医療法人社団 三成会
高血圧患者数は、日本の人口の約3分の1に相当する約4300万人と報告されています。また、高血圧に起因する死亡者数は年間約10万人であり、全死亡者の約5分の1でした。
高血圧は原因なく生じる「本態性高血圧症」が殆どですが、「2次性高血圧」と呼ばれるものや臓器障害によるものもあります。本態性高血圧症は生活習慣の改善による効果が期待されますが、それ以外の場合は原因となる疾患をまず治療しなければなりません。
また、血液中に中性脂肪やコレステロールが多く含まれる「脂質異常症」には中性脂肪が高いもの、LDLコレステロールが高いもの、HDLコレステロールが低いものがあります。動脈硬化を進行させ、更には脳卒中や心筋梗塞を発症する危険があります。自己判断での食事療法を行わず、医師や栄養士とご相談することをお勧めします。
【文:内科科長 原田裕子医師 (総合内科専門医)】
|
|
|
|
|
|