10月に開催される第6回八王子フードフェスティバルで事務局運営に携わる 湯村 亜衣子さん 日野市在住
ラグビー経験 まとめる力に
○…「みなさんのパワーがすごい。八王子愛を感じます」。地元グルメを堪能するイベントで出店する市内飲食店とやりとりし、全体をまとめる。「緑の中で八王子ならではの食文化を楽しんでほしい」と来場を呼びかける。一方店主らは「担当2回目にしてしっかりやってくれている」と信頼を寄せる。店主はこうも言う。「彼女のパワーもすごいんだ」
○…実は女子ラグビー(15人制)で「日本代表」に選ばれたことがある。始めたのは社会人になってから。その当時たまたま知人3人がいずれもラグビー選手と交際しており、誘われて観戦。「面白そう。やってみたい」。「ジョイナー」とあだ名がつくほど子どもの頃から足が速く運動神経は優れていた。練習を体験してみると「そのクラブチームが日本代表選手ばかりいるような所で…」。刺激を受け目標を掲げた。「とにかくやってみよう。やるなら代表になろう」
○…ラグビーの魅力は「色々な特徴を持った人がまとまって戦う。オールフォーワン、ワンフォーオールの精神」という。続けて良かった点は「仲間ができたこと。体をぶつけあう競技なので、絆が深い」。単身オーストラリアにわたり「修行」を積んだことも。ポジションはプロップで、代表メンバーとして100kgはある外国の選手と戦ったこともある。7年間プレーし、仕事との両立の難しさを実感して引退。「今でもやりたい気持ちはあります」。涙の決断だった。
○…八王子観光コンベンション協会の職員で現在は、主にMICE(マイス)(ビジネストラベル)誘致の業務を担当する。目標は「オール八王子で世界からお迎えできるようにする」。地元で働くことにやりがいを感じている。趣味は釣りやキャンプ。「みんな活発なんで」。あの頃の仲間と時間をともにするのが何よりの楽しみだ。
|
|
|
|
|
|