「つづく地図 はちおうじ」発行の呼びかけ人で、携わるメンバーのひとり 大野のどかさん 千人町在住
つながり増えると面白い
◯…市民講座から発展した「学び」「つながり」を育むグループ活動の一環で昨年春、地図づくり企画に参加した。持続可能な暮らし、フェアトレード、地産地消…そのようなテーマを話し合い、街を歩きスポットを探し地図へ落とし込んだ。刷った1000部は大事に扱ってもらえるよう、一つひとつに和紙の装飾を施した。「手にとったとき安心できるものにしたかった」。現在は来春発行をめざし第2弾を製作中だ。
◯…調布市で生まれ、高校生の時、家族で八王子へ。国際基督教大学では文化人類学を学び「旅ばかりしていた」そう。アマゾン川でハンモックに揺られながら1週間過ごしたことも。「自転車並みのスピードで。あれはエキサイティングでした」と笑う。振り返ると両親から「しろ」「するな」と言われた記憶はない。放任されていた分、責任感は養えた。「子どもの頃から感謝しています」
◯…大学時代、留学先のフィリピンで「日本語を教えてほしい」と頼まれた。やってみると思いのほかうまくいかず、その気づきから帰国後、指導者の免許を取得。ただ、「日本語のベース(知識)は同じでも人それぞれ選ぶ言葉は違う。でも正しい日本語があるかのように教えないといけない」と悩み一度指導から離れたことも。現在は専門学校でインドネシア、ベトナムなどから来た介護職員らに教えている。
◯…週に2回だけ営業するバーの店主でもある。以前から「コミュニティカフェのようなバー(場)をやりたい」思いがあり、4年前に縁があって形にできた。対話イベントやライブも開催する。「人、地域、世界とつながる場になれば。つながりが増えると何でも面白くなりますよ。もちろんお酒を飲みに来ていただくのも歓迎です」。好物はビール。夢は山羊を飼うこと。
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