続々映画化
中央区由野台に中刻キャンパスを構えるJAXA(宇宙航空研究開発機構)による小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルが、地球に帰還して一年余り。そのはやぶさをテーマとした3つの映画制作が続々と決定するなど、ブームが再燃している。
このほど、制作発表が行われたのは、「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス)、「小惑星探査機 はやぶさ―遥かなる帰還―(仮)」(東映)、「おかえり、はやぶさ(仮)」(松竹)の3本。それぞれ異なる視点やテイストではやぶさが起こした奇跡を描く。
「はやぶさ/HAYABUSA」(10/1公開予定)は7年間に渡るはやぶさの挑戦と苦闘の日々を、事実に基づいて描いている。市内淵野辺や橋本周辺で撮影された。
来年度公開予定の「小惑星探査機 はやぶさ―遥かなる帰還―(仮)」は先月20日にクランクイン。2年ぶりに邦画出演する渡辺謙さんがはやぶさプロジェクトマネージャー川口淳一郎教授を演じる。そして「おかえり、はやぶさ(仮)」は、「釣りバカ」シリーズなどを手掛けてきた本木克英監督が、JAXA全面協力のもとメガホンを執る3D実写映画だ。
なお相模原市立博物館(中央区高根)でも上映中の全天周映画「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」は、フルCG映画としてリニューアル。角川映画フィルム・インク配給による全国劇場公開がスタートしている。
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