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東北地方一斉開催 8月11日 「大船渡にも花火を」 3口(3千円)で3号玉1発 個人募金受付中

公開:2011年6月2日

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 大震災から5ヶ月後にあたる8月11日(木)、東北地方で一斉に花火を打ち上げようと、都内で働く若手会社員の有志が活動を行っている。プロジェクト名は「ライトアップニッポン」(主催/同実行委 員会)。花火会場には相模原市と友好都市の関係にある大船渡市(岩手県)も含まれている。実行委員会では現在、打ち上げのための募金を受付中。相模原からのサポートで、大船渡(東北)の夜空を明るく―――。被災地に”光を届ける”、希望に満ちたプロジェクトだ。

―・―・―・―

 動いているのはITや広告、クリエイティブ関係の仕事に従事する、若者約20名。発起人の高田佳岳さん(34歳/東京都)は、学生時代を相模原市内で過ごしたこともあるそうだ。

 「被災地で苦しむ人たちが希望を持てるように。東北を、日本を明るく、元気になれるように」。高田さんらは4月、プロジェクトを企画。以来、毎週のように現地まで足を運び、地元商工会議所や商工会青年部と交渉を行い、計画を進めている。5月27日現在で打ち上げが決まっているのは大船渡市三陸町の他、岩手県山田町、大槌町、釜石市、福島県相馬市、いわき市の6会場。花火には本来、「追悼」「復興」の意味も含まれており、当日はその思いを込め、太平洋沿岸の複数個所で一斉に打ち上げる(19時半スタート予定)。

 なお、花火の打ち上げ数は募金の合計金額により決定する。実行委員では現在、企業からの協賛金の他、「1口1,000円」の個人募金も受付中。3口(3,000円)で”直径約100mが開く”、3号玉一発を上げられる計算という。募金は7月31日まで受け付ける。

いつも通りの夏に

 大船渡市三陸町では例年8月に5,000発規模の花火大会を行ってきた。「打ち上げたいのは元気。被災地に”いつも通りの夏”を届けたい」と高田さん。楽しみに待つ住民らは「亡くなったみんなに、追悼と鎮魂の気持ちを込めて、火をあげてあげられる」と喜んでいるそうだ。詳細はhttp://lightupnippon.jpで確認を。
 

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