エルピーガス協会 学校にバルクを 災害時「ストーブ」にも
(社)神奈川県エルピーガス協会相模原支部(大谷新一郎支部長)では現在、市に対して災害用バルク(災害対応LPガス供給設備)の導入を働きかけている。
災害用バルクとは、学校・病院などの施設に置かれる大型のガス供給設備のこと。300kg〜1tと、数種類のサイズがある。
普段はエネルギー源として利用できるほか、緊急の災害時にはその大容量をいかし、避難生活の力強い味方となる。このバルクシステムには様々なユニットが用意されており、それらを貯槽につなげることで、燃焼器(ストーブ)、給湯器、発電機として利用することができるのだ。LPガスは被災地で電気・都市ガスが寸断されたとき、もっとも役立つエネルギー源と言われている。「避難所となる学校などでは、いざとなったとき大活躍するはず。いつ災害が発生しても対応できる体制を整えておくことが、今もっとも重要」と、大谷支部長は話している。
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